火曜日、米ドルは概ね設定されたレンジ内で推移しました。金は持続的な回復も新たな下落も見られず、4,400ドル付近でのもみ合いが続いています。EURUSDは買い手と売り手の双方が主導権を握れないまま、1.1600~1.1650付近で取引を終えました。ビットコインは80,000ドルを下回る水準にとどまり、レンジの上下限いずれも明確にはブレイクしていません。
- 木曜日のPPIおよび金曜日のCPIは、本日のセッションよりも米ドルにとって遥かに大きな重要性を持ちます。
- 上記の統計発表を控えて、金が現在のレンジから決定的なブレイクを果たすためのファンダメンタルズ要因は限られているとみられます。
- 今後控えるECBの政策金利発表は、EURUSDに潜在的な上昇要因をもたらします。
- 80,000ドルを上回る推移が持続すれば、テクニカル面の状況が改善し、82,000~83,000ドルに向けた道が開かれます。一方、78,000ドルを割り込んだ場合は、さらなる一段安のリスクが大幅に高まります。
FXスナップショット
ドル建て金
4,400ドル付近で中立的な取引が続いており、市場が次の材料を待つ間、4,370ドルを上回っている限りテクニカルな見通しは建設的な状態を維持しています。
ユーロ米ドル
1.1600~1.1650付近で中立的なもみ合いとなっており、ECBの政策決定や米インフレデータの発表が近づくにつれて次の値動きへの機運が高まっています。
BTC
78,000~80,000ドルが引き続き主要な分岐ゾーンとなっており、データ発表によってより強い方向性のモメンタムが生じる可能性があります。
市場の地合い
火曜日は、予想通り節目を意識した取引環境であることが確認されました。 本日も同様のパターンとなる可能性が高いです。
市場の関心は週の後半に移りつつあり、木曜日以降はボラティリティが確実に戻ってくる見込みです。 木曜日のPPIとECBの政策金利発表、そして金曜日のCPIは、米雇用統計発表後のFRBに関する見通しを検証する次の重要な試金石となるでしょう。

