米ドルは、昨日のFRBによる政策金利据え置き決定を受けて引き続き堅調に推移しています。金はFRBの発表を受けて現在の取引レンジに戻り、4,030ドルにとどまっています。EURUSDはFRBの決定後に一時1.11700まで上昇したものの、上昇の勢いは急速に衰え、今朝には1.11346まで反落しました。ビットコインも一時的に上昇しましたが買いが続かず、その後BTCは79,800ドル付近まで反落しています。
- FRB議長は金利変更のタイムテーブルへの言及を改めて避け、今後の動きはデータ次第であることを明確にしました。
- 米国の利下げが近いことを示す明確なシグナルが見られないため、XAUUSDの上値は限られています。
- 市場の関心は本日のECB理事会に移っており、金利は据え置かれるとの見方が大勢を占めています。そのため、ユーロの反応は金利決定そのものよりも、クリスティーヌ・ラガルド総裁の発言に大きく左右される可能性が高いです。
- ビットコインが重要な80,000ドルの水準を維持できなかったことは、暗号資産投資家が引き続き慎重であることを示唆しています。
FXスナップショット
本日の注目点:
ドル建て金
次の米インフレ指標の発表までは、4,000ドル~4,060ドルのレンジ内での落ち着いた値動きが続く可能性が高いと見られます。
ユーロ米ドル
同通貨ペアは1.11100~1.11700のレンジ内で不安定な推移が続く見込みですが、ECB記者会見後に値動きが拡大する可能性があります。
BTC
ビットコインの基本シナリオは、79,250ドルから80,250ドルの間で値固めを試みる展開です。
市場センチメント
FRBは政策金利を4.00%で据え置き、政策当局者にとってインフレが引き続き深刻な懸念材料であるとの見方を強めました。本日のECB理事会が目先のボラティリティの主な要因となる可能性が高く、一方で今後の米ドルと金の方向性を決定づける上では、次回の米インフレ指標が特に重要となるでしょう。

