金曜日の雇用統計は米ドルの短期的な見通しを大きく変化させました。ゴールドはNFP発表後の急反転を経て4,395ドル付近で安定しました。EURUSDは雇用統計の結果に激しく反応し、一時1.1600を割り込んだものの、その後1.16200に向けて回復しました。ビットコインも堅調な雇用統計を受けて下落圧力を受け、79,000ドルに向けて下落した後に79,500ドルまで反発しました。
- 米国市場がレーバーデーで休場となるため、本日の流動性は通常を下回る見込みです。 新たな材料が乏しい中、米ドルの値動きは限定的となるでしょう。
- 金が4,400ドルに向けて回復したことは、売り手がこれまでのところ、雇用統計直後の反応を下落トレンドへと結びつけられていないことを示唆しています。
- ユーロの売り手が主要な心理的節目を下回る水準での下落トレンドを維持できなかったため、EURUSDについても同様のことが言えます。
- 80,000ドルの節目が依然として短期的な主要テクニカル指標となっています。 この水準を回復すれば強気バイアスが改善する一方、再び79,000ドルに向けて下落すれば、さらなる調整のリスクが高まります。
FXスナップショット
本日の注目:MT時間12:00発表のユーロ圏前年比GDP
ドル建て金
本日の取引セッションは米国の祝日のため、保ち合いの展開になりやすい見通しです。
ユーロ米ドル
同ペアの次の明確な値動きは、まもなく発表されるユーロ圏のGDP統計に左右される可能性が高いです。
BTC
金や主要為替ペアとは異なり、暗号資産市場は米国の休業日を通じて活発に取引され続けます。
市場センチメント
金曜日のNFP統計を受けて、市場はFRBによる利上げ見送りの思惑から9月利上げシナリオへと再び見方を転換せざるを得なくなりました。 焦点は今週金曜日に発表される米国のインフレ統計に移っており、市場の次の動きに向けた重要な試金石となります。 ECBはその前日に理事会を開催し、市場は利上げを予想しています。 投資家が今週の二つの主要な課題に直面することから、これらのイベントは市場全体でボラティリティの高まりを確実にもたらすでしょう。

