昨日のデータは米ドルへの支持を強め、市場は現在、来週のFRBによる25bp利上げの確率を約70%織り込んでいます。ゴールドは圧力を受けて4,300ドルに向けて下落した後、4,360ドルで持ち直しました。EURUSDは1.15900に向けて下落し、現在は1.16000付近で推移しています。ビットコインは対象資産の中で最も軟調で、77,000ドルを下回り、昨日その水準を上回って回復することはありませんでした。
- 本日の米CPIデータは米ドルにとって次の大きな試練となり、FRB会合に向けた市場予想を大きく塗り替える可能性があります。
- ゴールドは反発したものの、モメンタムは強気の再来というよりも守勢に回っているように見受けられます。
- ECBの利上げは完全に予想通りでしたが、さらなる引き締めに対する明確なコミットメントが示されなかったため、ユーロへの持続的な買いは抑えられました。
- 初期の下げ幅を大きく取り戻すことに成功したゴールドとは対照的に、ビットコインの軟調さが際立っています。
FXスナップショット
本日の注目:CPI(前年比)(8月)15:30 MT時間発表
ドル建て金
米国の堅調なデータは4,360ドルに再び下押し圧力をかける可能性があり、これを明確に割り込めば、より深い調整局面入りの道が開かれる可能性があります。
ユーロ米ドル
ECBから大筋で中立的なメッセージが出された後、EURUSDは米国のデータ次第の展開となっており、本日は大幅な値動きに対して脆弱な状態となっています。
BTC
米CPIが予想を下回れば急反発を見せる可能性があります。BTCは4つの資産の中で、金利予想の反転に対して最も敏感に反応するためです。
市場のトーン
昨日はボラティリティの第1波がもたらされましたが、本日は第2波が訪れる可能性があります。 市場はすでに、来週のFRB利上げの確率を約70%織り込んでいますが、どちらの方向にも再評価される余地がまだ十分にあります。

