テンダー(入札)

テンダー(入札)とは、サプライヤーに対して、物品やサービスの提供、あるいは特定のプロジェクトの遂行に向けた競争入札を求める正式な招待を指します。これは、組織や政府が定義された要件に基づいて複数の提案を比較し、最良の価値を確保するために用いる構造化されたプロセスです。このプロセスには通常、公募、正式な入札、選定フェーズ、そして最終的な契約締結が含まれます。

金融や投資の文脈において、この用語は買収提案に応じて株式や証券を差し出す行為を指すこともあります。これは、公開買付けそのものを指す「テンダー・オファー(公開買付)」とは区別されます。企業がテンダー・オファーを行う際、支配権の獲得や持分比率の引き上げを目的として、現在の市場価格にプレミアムを上乗せした特定の価格で株式を売却するよう株主に呼びかけます。

例えば、政府機関が新しいインフラプロジェクトの建設会社を選定するためにテンダーを発行し、コストや能力に基づいて入札を評価するケースがあります。対照的に、証券市場では、投資家が企業買収の際に自身の保有株式をテンダー(応募)することがあります。さらに、政府は証券を売却する際に競争入札や非競争入札の方法を用い、さまざまなタイプの投資家が市場に参加できるようにしています。

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