ピップ(Pip)とは、外国為替市場における通貨ペアの価格変動の最小標準単位です。慣習として、0.0001、つまり1パーセントの100分の1を表し、通常は通貨ペアの価格表示の小数点第4位に該当します。この単位は、トレーダーが為替レートの変動を追跡するための共通の尺度として機能します。
ピップの金銭的価値を計算するには、取引サイズにピップサイズを乗じます。多くの通貨ペアにおいて、10,000通貨単位の標準ロットの場合、1ピップの価値は1ドルとなります。米ドルが決済通貨(カウンターカレンシー)ではない場合、計算には現在の為替レートを考慮する必要があり、ピップサイズをそのレートで割った後に取引総額を乗じる必要があります。
例えば、為替レートが1.2829の通貨ペアを100,000通貨単位取引する場合、1ピップの変動は約7.79ドルに相当します。為替レートが1.2829から1.2830に変動した場合、1ピップの利益を得たことになります。FX取引において、リスク管理や潜在的な損益を計算する上で、この単位を理解することは不可欠です。