ロットとは、取引所において一度の取引で売買される金融商品の特定の単位数を指します。ロットのサイズは取引される資産の種類によって決定され、市場ごとにこれらの数量の測定方法やグループ化に関する慣習が確立されています。
株式市場では、ラウンドロットは伝統的に100株と定義されていますが、投資家はこの数量に限定されるわけではなく、任意の株数を取引することが可能です。投資家が100株未満の株式を購入する場合、その取引はオッドロットと呼ばれます。他の市場では異なる基準が用いられており、例えば外国為替取引では、ロットはマイクロ、ミニ、標準のサイズに分類され、それぞれ基本通貨の1,000単位、10,000単位、100,000単位を表します。
具体的な例として、ある企業の株式を購入しようとする投資家を考えてみます。その投資家がちょうど100株の注文を出した場合、ラウンドロットを購入していることになります。もし50株のみを購入することにした場合、オッドロット取引を実行していることになります。同様に、外国為替市場のトレーダーは、利用可能な資本とリスク許容度に基づいてより正確なポジションサイズを調整するために、1,000通貨単位をコントロールできるマイクロロットを選択することができます。