変動利付債

変動利付債(フローティング・レート・ノート)とは、固定金利ではなく変動金利を特徴とする債務証券の一種です。従来の債券が固定利回りを提供するのに対し、これらの証券はフェデラル・ファンド金利や短期国庫証券(Tビル)の利回りといった特定の指標金利に基づいて利払いが変動します。政府、企業、金融機関は、金利リスクを管理するためにこれらの債券を発行します。

変動利付債の利率は、通常、指標金利に固定スプレッドを上乗せして算出されます。この金利調整の頻度は「リセット期間」と呼ばれ、債券目論見書で定義されており、日次から年次まで様々です。クーポン支払いが定期的に調整されるため、この債券から得られる収益は、市場全体の金利動向と連動して推移します。

例えば、米国財務省は13週物Tビルを指標とする2年物変動利付債を発行しています。この債券の投資家は、現在の市場環境を反映した四半期ごとの利払いを受け取ります。2年の期間満了時に、投資家が満期まで保有していれば、額面金額全額が償還されます。

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