EBITDALとは、利払い前・税引き前・減価償却前・償却前・損失控除前利益(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, Amortization, and Losses)の略称です。これは、利息や税金といった標準的な費用を利益に加算し戻すだけでなく、将来的に繰り返される見込みのない特定の非経常的な損失を調整することで、企業の収益力を評価するために用いられる非GAAP(一般に公正妥当と認められた会計原則に基づかない)財務指標です。
この指標は一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)の規制を受けないため、企業はこれらの特別な損失をどのように定義し算出するかについて一定の裁量を持っています。その目的は、日常的な会計上の費用と、企業の真の収益力を歪める可能性のある異常かつ非経常的な財務的打撃の両方を取り除くことで、営業パフォーマンスをより明確に把握できるようにすることです。
例えば、自然災害や法的な和解といった一度限りの出来事により企業が予期せぬ多額の費用を負担した場合、その特定の負担がなかった場合の収益がどのようなものであったかを投資家に示すためにEBITDALが報告されることがあります。ただし、これらの損失に関する基準は標準化されていないため、投資家はこれらの数値が誤解を招くものではないかを確認するために、公式のGAAP財務諸表と照らし合わせて慎重に判断する必要があります。