EBITDA利子倍率

EBITDA利子倍率(EBITDA-to-interest coverage ratio)は、企業が負債に対する利息支払義務をどの程度履行できるかを評価するための財務指標です。利払い前・税引き前・減価償却前利益(EBITDA)と支払利息総額を比較することで、事業が借入コストを賄うのに十分な税引前利益を生み出しているかどうかを明確に把握できます。

算出にあたっては、企業のEBITDAを支払利息総額で除します。倍率が1を超えていれば利息を支払う十分な収益があることを示唆し、一般的に倍率が高いほど財務の健全性が高いと判断されます。EBITだけでなくEBITDAを用いることで、キャッシュフローに直接影響しない減価償却費などの非現金支出を考慮に入れるため、より包括的な指標とみなされています。

具体的な例として、EBITDAが63万ドル、支払利息が12万ドルの企業を想定します。この企業に10万ドルのリース料支払がある場合、調整後の計算式では分子と分母の両方にリース料を加算します。その結果、倍率は3.32となり、この企業が利息とリース料の合計支払義務を果たすために必要な利益の3倍以上を確保していることがわかります。

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