EBITDA/EV倍率

EBITDA/EV倍率は、企業の投資収益率を測定するために使用される財務評価指標です。企業のEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)を企業価値(EV)と比較することで、資本構成、税制、会計手法の違いを調整し、収益性を標準化された視点から評価します。

この倍率を算出するには、企業の年間EBITDAを企業価値で割ります。この数値は標準化されているため、同一業界やセクター内で類似企業を比較する際に最も有効です。業界固有の基準や市場環境によって「良い」または「悪い」倍率の定義が大きく異なるため、単独の数値で判断することにはほとんど意味がありません。

例えば、ある企業のEBITDAが87.2億円、企業価値が813.2億円である場合、算出される倍率は約10.72%となります。一般的に、倍率が高いほど企業の総価値に対する収益性が高いことを示唆するため、投資家からは好ましく評価されます。なお、本指標は、株式の割安・割高を判断するためのツールである「EV/EBITDA倍率」とは異なるものであることに注意が必要です。

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