ダウ・ジョーンズBRIC 50指数は、BRIC諸国で事業を展開する最大かつ最も流動性の高い50社で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。当初はブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国を対象として設計され、これらの新興国市場への投資を検討する国際的な投資家のベンチマークとして機能しています。この指数は、世界の市場参加者がアクセス可能な、各地域の主要企業を対象としたサブインデックスで構成されています。
正確性と妥当性を維持するため、指数は年次で構成銘柄の見直しが行われ、四半期ごとにウェイトが調整されます。また、分散投資を確保するために、単一銘柄のウェイトが指数全体の10%を超えないよう厳格なルールが設けられています。セクター配分もバランスが取られており、一般的にテクノロジー、金融、石油・ガス、消費者サービスが大きな割合を占めています。合併や経営難により基礎となる各国の指数から除外された企業は、自動的にBRIC 50指数からも除外されます。
投資家は、上場投資信託(ETF)や各種デリバティブなど、金融商品の基盤としてこの指数を頻繁に利用します。例えば、投資家はダウ・ジョーンズBRIC 50指数に連動するETFを購入することで、各国の個別銘柄を個別に購入することなく、これら主要経済圏への幅広いエクスポージャーを得ることができます。なお、国際的な制裁措置に伴い、現在ロシアは指数の構成から除外されています。