コーン・ホッグ・レシオ(トウモロコシ・豚価格比)

コーン・ホッグ・レシオとは、畜産、特に養豚の収益性を評価するために用いられる経済指標です。これは、収穫したトウモロコシを市場で直接販売するのと、それを飼料として豚を育てて販売するのとで、どちらが経済的に有利かを判断するための比較ツールとして機能します。

この比率を算出するには、生体豚100ポンド(1ハンドレッドウェイト)あたりの市場価格を、トウモロコシ1ブッシェルあたりの価格で割ります。この計算により、養豚事業における経済的機会を示す数値指標が得られます。一般的に、比率が高いほどトウモロコシをそのまま売るよりも養豚の方が収益性が高いことを示唆し、比率が低い場合は飼料コストが養豚による収益を上回っている可能性があることを示します。

例えば、生体豚の市場価格が100ポンドあたり50ドルで、トウモロコシ1ブッシェルの価格が4ドルの場合、コーン・ホッグ・レシオは12.5となります。算出された比率が一定の基準を下回った場合、農家はその事業が不採算であると判断する可能性があります。そのような場合、農家は損失を避けるためにトウモロコシを直接販売し、家畜の頭数を減らすという選択をとることがあります。

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