冷房度日(Cooling Degree Day)とは、建物の冷房に必要なエネルギー需要を定量化するための指標です。1日の平均気温が基準値である華氏65度(摂氏約18.3度)をどれだけ上回ったかを示す数値です。屋外の気温がこの基準値を超えると、建物内の快適な環境を維持するために空調が必要になる可能性が高いことを示します。
この値を算出するには、まず1日の最高気温と最低気温の平均をとって日平均気温を求めます。この平均気温が華氏65度を超えている場合、その平均値から65を差し引きます。算出された数値がその日の冷房度日となり、基準温度に達するために必要な冷房の強さを反映しています。
例えば、ある日の最高気温が華氏80度、最低気温が華氏50度の場合、平均気温は65度となり、冷房度日はゼロとなります。しかし、平均気温が80度であれば、基準値の65度との差は15度となります。この場合、冷房度日は15となり、建物が基準値からの15度の乖離を相殺するために冷房を必要としたことを意味します。