税引後営業利益

税引後営業利益(After Tax Operating Income、略称:ATOI)とは、企業が本業の事業活動から得た利益から、税金負担を差し引いた後の利益額を指します。財務諸表で一般的に報告される税引前営業利益とは異なり、この指標は税金の影響を考慮することで、事業活動から実際に保持される収益をより明確に示します。

この数値は、税引前営業利益からその利益に関連する特定の税額を差し引くことで算出されます。あるいは、営業利益に(1 - 実効税率)を乗じることでも求められます。この非GAAP指標は、非営業項目や会計上の変更を除外し、企業の主要な事業機能の収益性に厳密に焦点を当てるため、投資家にとって特に有用です。

例えば、ある企業が100万ドルの営業利益を上げ、実効税率が20%である場合、税引後営業利益は80万ドルとなります。一時的な費用や営業外収益といったノイズを取り除くことで、この指標はステークホルダーが特定の期間における企業の根本的な効率性と財務体力をより正確に評価することを可能にします。

記事をシェア: